代表あいさつ

20191014

本サイトをご覧頂き、誠にありがとうございます。
当事務所の所長、石井通明と申します。

「交渉」という言葉に、どのような印象を持っていますか?
少なくとも私は、良い印象を持っていませんでした。

交渉が求められる場面というのは、常に精神的負荷を強いられ、
気持ちを揺さぶられ、自分がよい思いを得られないような、
否定的な印象があります。

このように交渉に良いイメージを持たないのは、
実は日本人特有ものであるということをご存知でしたか?

背景にあるのは「後くされ」という文化です。

交渉がその場では終わらず、結果が出たのにも関わらず、
その後の人間関係に癒着すると、悪化する、仕返しをされる、
という傾向が顕著にあります。

多くの人はこのようなネチネチしたやり取りを嫌うため、
黙って生活していて、波風が立たぬよう時間を過ごすことが
一番だと考える人が多いのです。

これが日本の「事なかれ主義」を助長しています。

要するに「面倒」なのです。交渉することを面倒に感じ、
最善の回答を求めることなく、話を終わらせようと
している人が非常に多いのです。

もし、これらの内容が思い当たる人はよく考えてほしいです。
それは実は「自己犠牲」に当てはまっていないかということを。

私が伝えてきている「最高の結果を得る交渉」というものは
今の自分の考え方を変え、これまでうまく行かなかったことに
対して変化をもたらすことができます。

「戦略的交渉」と聞くと、また身構えてしまうかもしれません。

何かまた難しそうな話が始まったと思われるかもしれません。

戦略的、という形で書かせてもらったのは、目の前の口喧嘩に
勝つような話術が交渉では無いからです。

「肉を切らせて骨を断つ」をいう日本のことわざにあるように、
例え目の前で肉を切らえようとも、最終的に相手の骨を断つと
いう目的に達する、目的にたどり着くための手段として、
目の前の勝ち負けではなく、最終的に自分にとって満足の
行く結果にたどり着くという点に戦略的交渉の意義があります。

知っている、と知らないでは大きく違います。

本書での狙いは、表面的な交渉の技術を学ぶだけではなく、
手順や考え方を吸収し自分のものにして、
どのような場面でも、どのような相手でも、自分の考えと
して交渉を実施することが出来るようになることです。

私が伝えていることが、あなたの環境の全てに当てはまるとは
限りませんが、特に大事なのは、現在、そしてご自身の生涯に
渡って利用できそうなものを見極め、そこにフォーカスし、
自分や周りの人の人生に価値を与えてくれる方法を
アウトプットしていくことです。

私がMBAという学びの空間で得てきたもの、それは日本とは
圧倒的に違ったスタイルでの授業でした。

日本のような先生と生徒が向かい合って先生の言うことが
全てというような一方的な授業ではなく、大半が生徒同士の
ディスカッションによるものです。
自分で発言する意見を考え、名だたる日本企業や外資系企業の
役職者たちと様々なテーマに対して意見をぶつけ合います。

そのような環境で切磋琢磨してきたことで多くのものを得てきました。
そこで感じたことは「本当に大切なのは教科書の内容を
覚えることではなく、考え方や自分の意見を口に出して
述べることや、相手に対してのYesをいかにして得るかと
いう筋道を立てることである」ということでした。

それにより、第一線で利用される交渉の概念を、
さらにわかりやすく噛み砕き、いかに多くの方の日常に
お役立て頂けるかということ伝えていけたらと考えています。

携わってくれた方に、多くのことが伝えていけるように尽力して参ります。

石井通明

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