【交渉に役に立つ知識】 ピグマリオン効果(Pygmalion effect)

20191122

ピグマリオン効果とは、「人は期待された通りに成果を出す傾向がある」という現象で、特に教育心理学の分野において注目されている内容です。

偽の学力テストによって成績上位者と成績下位者のクラス分けを行い、成績上位者クラスを担当する教師には「この子たちは優秀な生徒だ」と伝えます。この際、生徒達にその話は一切伝えず、実際には成績順でクラス分けはされていません。しかしながら、成績上位者クラスに振り分けられた生徒達の成績だけが、みるみる向上したと言います。

成績上位クラス(だと信じて)指導にあたった教師は、自らが担当する生徒たちが優秀であると期待しています。その期待に答えようと、生徒たちの成績が向上したということです。

なお、「ピグマリオン効果」という名前の由来は、ギリシャ神話中に出てくる「ピグマリオン王の恋い焦がれた女性の彫像が、その思いに応えた女神アフロディーテの力によって、人間化した」という伝説が元になっています。