【交渉に役に立つ知識】ハロー効果(Halo effect)

ハロー効果とは、「何かが優れている人は、他の面でも優れているだろうと思い込んでしまう現象」を表す心理学用語です。

ハロー効果の具体的な例としては、「難関大学の学生は、偏差値だけではなく人格的にも優れていると思い込んでしまうこと」や「有名人やタレントを起用したCM広告が、それだけで商品の良いイメージを与えること」などが挙げられます。

ハロー(halo)とは、"後光が差す"と例えられるお釈迦様のような人々の「後光(=ありがたい光)」を意味しており、後光に照らされた物全てが有難く思えることが、ハロー効果の名前由来となっています。

なおハロー効果は、ポジティブ方向へ人々の感情を誘導する際に用いられるのが一般的です。
しかし時には、ハロー効果がネガティブ方向へ人々の感情を誘導するのに使われることもあります。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というコトワザがありますが、例えば「犯罪者はアニメ鑑賞が趣味だ」と報道された場合、何の罪もないアニメ自体も「悪」のような印象を与えられてしまいます。これがネガティブ方向へのハロー効果です。