【交渉に役に立つ知識】 傍観者効果(Bystander effect)

傍観者効果とは、「ある事件に対して自分以外に傍観者(目撃者)がいる場合、率先して行動を起こさなくなってしまう現象」を表す心理学用語です。そして、傍観者の数が多ければ多いほど、傍観者効果の効力は大きくなります。

例えば、自分一人だけが歩いていて交通事故を目撃した場合、大抵の人は救急車を呼ぶなど、自発的に英雄的な行動(=救助活動)を取ることが多いといいます。

しかし、街中で大勢の人々と一緒に交通事故を目撃した場合には、大抵の場合知らんぷりを決め込みがち。極めつけは “事故現場を写真に撮ってツイート" といった愚かな行動をとってしまう人まで出てきます。

こういった心理は、傍観者効果により「誰かが通報するだろうから 自分は関係ない」という思いが働いてしまうためだと考えられています。